本書の内容
国鉄民営化の立役者であり、税府税調の会長を10年にわたって務めるなど日本の経済政策を長年リードしてきた加藤寛氏が、いま、日本経済そして日本の政治状況への強い危機感から、ついに筆をとりました。
本の帯に推薦のコメントを寄せていただいた竹中平蔵氏は、「"元祖改革者・加藤寛"による、これは現政権の仕分けである」と述べています。
迷走する民主党は、いったい何を間違ったのか。なぜ、再び官僚にすり寄るような事態になってしまったのか。
本書では、ここに至るまでの民主党政権の動きについて、おもに経済政策や「脱官僚」への取組みに焦点を当て、著者独自の切り口から鋭いメスを入れています。マニフェスト廃止論、事業仕分けの正体、消費税論議の問題点といった、知的好奇心をかりたてる分析が満載です。
本の帯に推薦のコメントを寄せていただいた竹中平蔵氏は、「"元祖改革者・加藤寛"による、これは現政権の仕分けである」と述べています。
迷走する民主党は、いったい何を間違ったのか。なぜ、再び官僚にすり寄るような事態になってしまったのか。
本書では、ここに至るまでの民主党政権の動きについて、おもに経済政策や「脱官僚」への取組みに焦点を当て、著者独自の切り口から鋭いメスを入れています。マニフェスト廃止論、事業仕分けの正体、消費税論議の問題点といった、知的好奇心をかりたてる分析が満載です。
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第1章 「脱官僚主導」は進んだか
1. 事業仕分けの正体
事業仕分けは古代ギリシャの民主主義
官僚に都合の悪い情報は出てこない2. 政治家は国民の代表なのか?
公共選択論が教える「民主主義の失敗」
選挙の結果がすべて正しいわけではない3. 「脱官僚主導」の限界
事務次官等会議の廃止はよかったが
機能しない政策の司令塔
一本化された税調への懸念4. 予算編成はどう変わったか?
くだらない儀式がなくなった
財源をムダの削減に頼る無謀
第2章 民主党の政策を仕分けする
1. 迷走を続ける政策
「国民の要望」とは何だったのか?
私学排除の高校授業料無償化
返済猶予では中小企業は救えない
公務員の労働基本権について議論を
高速無料化は貨物だけでいい2. マニフェストを廃止せよ
マニフェストが絶対なら国会はいらない
小選挙区制に固執する必要はない3. 「大きな政府」か「小さな政府」か
「小さな政府」というより「最適政府」を
日本が誇る技術力を生かさない手はない
第3章 デフレ脱却への道筋を問う
1. 消費税発言の何が問題だったか
最初に還付の話をすべきだった
デフレ解消と増税の順番を間違えるな2. 決断が必要な金融・財政政策
日銀による国債の直接引受けか政府紙幣の発行を3. 成長戦略のカギはどこにあるか
実現への道筋が見えない「新成長戦略」
(1)教育
留学生の受入れ拡大が成長の引き金になる
成長戦略としての教育政策を
開放をやめると成長も止まる
(2)農業
生産より生活重視ではなかったのか
何もしないことが一番の政策
農協を残しては日本の農業は発展しない
(3)医療・介護
「医療にお金をかけると経済は停滞する」は誤解
①医師不足の解消
②介護サービスへのバウチャー導入
③混合診療の原則解禁を
④フリーアクセス制とゲートキーパー制との併用を
⑤高齢者医療制度の再構築
第4章 「脱官僚主導」のための官僚学
1. 官僚にとっての「効用」
やみくもに批判しても問題は解決しない
官僚はなぜ非難されるのか
予算規模の拡大で財務官僚の効用は増大2. 非効率を生むメカニズム
なぜ公務員は必要以上に増えるのか
予算が効率的に配分されない理由
「査定権」は財務省の力そのもの
予算査定の5つの基準3. 官僚国家を生み出しているもの
どんなインセンティブを与えればいいか
新聞記者は官僚に飼いならされたポチ
福沢諭吉が危惧していたこと
「公共」という言葉の使い方に日本の特殊性
第5章 経済成長と財政規律の両立を目指して
(公益財団法人 日本生産性本部 経済活性化特別委員会・提言)
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そして「豊かさ神話」は崩壊した
~日本経済は何を間違ったのか定価1,980円(税込)






